オフィス移転の様々な場面で遭遇する『〇〇〇って何?』の疑問や『専門用語』『独特な言い回し』などオフィス移転に関わる用語を解説しています。

契約面積(賃貸借面積)

契約面積とは、賃貸借契約において、契約対象となる賃貸借室の面積のこと。賃貸借面積と言われることもある。

契約面積は、一般的に壁芯計算により算出されているため、実寸の内法面積とは一致しません。実寸面積を計測すると契約面積より狭くなります。

また、契約面積には、オフィス専用部分の面積を契約面積としているケース(『ネット契約』と呼ばれる)と、エントランスやエレベータホール及び廊下、トイレなど共用部分の面積を加えた面積を契約面積としているケース(『グロス契約』と呼ばれる)がある。

インターネットの貸事務所検索サイトなどの物件情報に記載されている面積は通常、契約面積になっています。

f:id:ohtake15:20120925102837j:plain

画像提供:貸事務所検索サイト!貸事務所.com東京

物件情報には、契約面積が『ネット契約』なのか?『グロス契約』なのか?は、記載されていないことが多いので、賃貸借契約を締結する前にしっかりと確認しましょう。

物件の選定における賃料単価による他ビルとの比較をする際にはネット面積ベースで行うことをおすすめします。