オフィス移転の様々な場面で遭遇する『〇〇〇って何?』の疑問や『専門用語』『独特な言い回し』などオフィス移転に関わる用語を解説しています。

ネット契約(ネット面積)

ネット契約とは、賃貸借契約における契約面積(賃貸借面積)がオフィス専用部分の面積から算出されている契約のこと。

 

オフィス専用部分とは、トイレや給湯室、廊下、エレベータホールなどオフィスとして使用出来ない部分を除いた実際にオフィススペースとなる部分のこと。この面積をネット面積と呼ぶ。反対にトイレや給湯室、廊下、エレベータホールなどオフィススペースとして使用出来ない部分の面積を加えた面積から契約面積(賃貸借面積)が算出算出されている契約をグロス契約と呼ぶ。この面積をグロス面積と呼ぶ。

 

インターネットやチラシなどの物件情報に契約面積(賃貸借契約)がネット面積かグロス面積が記載されていることが意外と少ないので、賃貸借契約を締結する際は、『ネット契約』か『グロス契約』かをしっかりと確認しましょう。

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画像提供:大阪の貸事務所検索サイト!貸事務所.com大阪

このサイトでは、面積の記載部分にNまたはGの表示があります。

N:ネット面積、G:グロス面積

 

物件の選定における賃料単価による他ビルとの比較をする際にはネット面積ベースで行うことをおすすめします。